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よく、「安心、安全」といいますが(僕も言ってますが)、「この二つはまったく違う」と言われます。

安全-危険がない客観的な状態

安心-主観的な気持ちの状態

仮に科学的な裏づけがあり、客観的に100%安全であったとしても、受け取る本人が「でも、不安だなー」と思っていたら、安心ではありません。
(でも、その隣の人は「安心できるね」と思ってるかもしれないわけですが)

そして、「『安心』は、受け取る人次第なんだから、作る側/売る側が『安心(なお米)』とか言うもんじゃない」と言われることがあります。

 

でも、それを言ったら「美味しい」はどうなんでしょうか?

「美味しい」も、現在では成分の分析や食味計の数値などの指標はありますが、それでも、食べる人それぞれの好みによって大きく変わってきます。

ですから「安心」を言っちゃダメだと言うなら、「美味しい」と言うのもダメになのではないでしょうか?

 

■何をもって「安心」なのかをしっかり考える
もちろん、「安心」かどうかは、受け取る側次第と言うのは十分理解できます。

ですので、「すべてのお客さんにとって安心」というのは無理でしょうが、僕は、「安心」と言う以上は、自分の主観であっても、自分が何を根拠に「安心」と謳っているかは、しっかりと考えるようにしています。

作る側/売る側が考える「安心」の前提をしっかり持っていれば、客観的ではない「安心」と謳うことも問題ないのではないか、と思っています。

 

■「黒瀬 友基」が考える黒瀬農舎のお米の安心とは?

僕の場合は、黒瀬農舎のお米について、以下の点を根拠に「安心」と謳っています。

-農薬や化学肥料を使っていない/減らしている

-生産者と消費者の距離が近く、消費者から生産者が見える栽培・販売を行っている

-栽培はもちろん、生産者自身の話を含めて、できるだけたくさんの情報を開示し、気になる点があればいつでも答えるようにすることで不安を取り除くようにしている

以上です。

うちの考え方は上記の通りですので、例えば「生産行程を国際的な規格に基づいて管理している」、「有機農産物に関して第三者の監査を入れた有機JAS認証を取得している」などがなければ「安心」ではない、と思う方にとっては、我が家のお米は「安心ではないお米」となります。(※)

それは残念ですが、仕方ないことだと思っています。

一方でこのやり方で「安心できる」と言っていただいて買ってくれているお客さんもたくさんおりますので、当面はこの形で「安心」に向けた取り組みを行っていこうと思っています。

 

(注釈)「農薬・化学肥料…」について
使っているから即すべてが危険/不安とは思っていません。ただ、一方で、そこに不安を感じる方も(少数派かもしれませんが)一定数いますので、その人たちに安心してもらえるように、という意味もありますし、また、自分自身でも、農薬を除くことで安心の度合いは増すのではないか、とは思っているので、完全に主観的な考え方ですが、書いています。

※有機JASなどの認証について
一応言い訳(補足)しておくと、我が家は行程管理も国際的な規格に準拠もしてないですし、有機の第三者の認証は受けていませんが、栽培や資材に関わる日誌や資料、数字はしっかり記録しています。その点はご要望があればお客さんには開示・説明するようにします。

しかし、我が家の場合は「消費者との距離を近く」することを重視しているため、公的(第三者)認証ではなく、消費者の方に直接信頼してもらえるような取り組みに重点を置いています。

「認証があったからといって消費者との関係性が阻害されるわけではないのだから、現状に加えさらに認証があった方がいい」と思われる方もいると思いますが、消費者との関係性を重視する取り組みに特に重点を置き、認証にかかるコストや(書類などの事務作業への)手間は後回しにしている点をご理解下さい。


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