H17年12月号(ブナカンパ感謝)

この一年のご支援ありがとうございました ! IMG_0004-1

黒瀬農舎の米粒は、活力旺盛で元気です。 
 右のカクテルグラスの苗の写真は、10月20日に蒔いた米粒の今日(11月29日)の姿です。
 皆さんに新米出荷の時にお入れしたと同じ稲穂を一本手でしごいて、グラスにティッシュを5枚ほど丸めて水を浸し、その上に蒔きました。 一週間から10日で芽が伸び、それ以来1ヶ月、我が家の食卓に緑を添えています。
 お正月も大丈夫でしょう。 元気な米粒です。

 農薬や化学肥料を使う一般のお米作りに比べ、何倍も何倍も労力や気を遣う、効率の悪い我が農舎のお米作り。
 もし、このお米を一般市場に出していたなら「私が大事にしたい米作りの価値」・・・農薬や化学肥料を減らしたい、使わない・・・などは、 残念ながら目に見えるものではなく、一般市場では、値段に応じた味であるかどうか以外は、評価してくれないでしょう。
 これでは、愉しい百姓は出来ません。私は、とっくに米作りを止めていたことでしょう。
 でも、このように、労多くとも愉しい米作りが続けられていることは、ひとえに皆さんのご支援のお陰です。  この一年も本当にありがとうございました。

 

 ところで、この一年、世間では色々の出来事がありました。
 中でも、小泉劇場のヒットや、ライブドア・楽天と村上ファンドの一連の株騒動などは、いずれも旧来の視点や価値観を飛び越えた演出・主張・ 行動という同一性を持ち、旧来社会の矛盾を浮き彫りにしてくれる効果はありました。
 ところが、これらはいずれも「何だか正常でない。」「どこか間違っている。」「胡散臭い。」と感じさせる同質性も持っており、 すっきりしない出来事ばかりのよう感じる年でした。 

 来年も「あきたこまち」を作りながら、社会をながめていきたいと思います。ご支援をお願い致します。 皆様もご家族お揃いで素敵な新年をお迎え下さるようお祈り致します。

ブナ券カンパ感謝 !yama-3
   13回目のブナ植も盛況でした。

文化の日恒例の「馬場目川源流部の国有林にブナを植える集い」。今年で13回目でした。
 今年の参加者は、やや少ないようでしたが、それでも100名をはるかに超えて盛況でした。
 我が農舎には、前日から宿泊者満員でロッジの前夜祭は大賑わいで した。
 近くの漁師さんに数日前に頼んでいた近海マグロと、飛び切り大きなボタンエビが丁度よい按配に届き、これと、 地元産の野菜だけのパーティでしたが、愉しい時が持てました。
 我が農舎関係は約20名。毎年参加下さる東京の大地を守る会の皆さんは今年で10回連続のご参13加。

 上の写真でブナを植えている方は、 滋賀県からおいで下さった平田様。ロッヂでの前夜祭の日がお誕生日という。
 それも70歳の誕生日。
 古希の記念にブナを植えようと参加下さったとのこと嬉しい限りです。
 また、多くの皆さんからブナの苗木購入などブナ運動の支援のブナ券カンパを戴きました。ありがとうございました。
 ブナの成長による綺麗な水の確保だけでなく、安全なお米作りや環境への関心が地域に年々高まってきています。 これもご参加などご支援下さる皆さんのお陰です。ありがとうございました。
 ブナの植栽の後は、山で昼食会とコンサートでした。
 今年は、紅葉が2週間以上も遅れるという暖かさでこの日も今までにない好天に恵まれ愉しい一日になりました。

熊が捕れました。 2月は熊鍋です。

 今年は田圃も豊作。ブナの実など山も豊作。
 山が豊かな年は熊も平野に降りず、豊猟と言われます。
 「猟は山の恵み」「親子連れは撃たない。」これらはマタギ魂です。猟期が始まって、 早々にブナの植栽地近くで親子連れの熊に遭遇した私の友人達は、マタギの掟に従って撃たなかったという。  その翌日に、別の熊に遭遇して、 見事に仕留めたという。 これぞ正に山の神の贈り物です。
 熊は10年の間に一頭も獲れない時もある貴重な山の恵み。
 2月第2土日に「男鹿のナマハゲ祭りと地吹雪体験」を予定しています。
 その時に、我が農舎のロッヂで熊鍋をご馳走しようと、少し冷蔵しました。
 秋田の厳寒期もまた好いものですよ。地吹雪とナマハゲ、そして熊鍋に是非おいで下さい。

 

投稿者 kurose : :2005年12月09日