H18年7月号(草取り)
無農薬の米作
りは、収穫期まで草との戦いです。(第一回目の除草機掛け作業 6月7日)
先ずは、九州沖縄方面の皆さん、豪雨お見舞い申し上げます。
近頃の天候は狂いぱなしですね。 その大雨も、1日、2日で、一年間の雨量の半分も降るという異常です。この最近の異常気象は、
地球温暖化の影響と聞きます。
「温暖化」とは、北海道の気候が九州並になることであり、これで困ることは、
北極や南極の氷が溶けて海水面が上がることだけだと思っていたら大間違いだったのですね。
秋田は、梅雨入り宣言があってから、湿度も低く、カラッとした、朝夕は、肌寒さを感じる日が多く、人間にとっては爽快な「空梅雨」
が続いています。(豪雨災害の沖縄九州の方には申し訳ありません。)
これは稲にとっては少し寒いようで、例年よりも大幅に生長が遅れています。でも、遅れているだけで稲は健康です。一方で、雑草の方は、
すこぶる元気で生育旺盛です。
上の写真は、田植えして1週間目の時期に、1回目の除草機掛けをした時のスナップです。
すこし判りにくいと思いますが、この時期の苗は、まだ十分に活着しておらず、ゆっくりと丁寧に除草機を進めないと、
苗を痛めるので苦労します。
でも、この位の早い時期から、除草作業を始めないと、草に負けてしまうのです。
次のページには、一昨日写した田圃のスナップを貼っていますが、3週間でこんなに稲は大きくなりま
した。また、雑草も大きくなりました。
いま3回目の除草機掛けと、手取りの草取りの第1回目を行っています。
3回目の除草機掛けの助っ人は、首都圏で10年余り魚職人の修行を積んで、秋田で魚屋を開きたいとUターンしてきた若者・畑沢君。
(右のスナップ)
除草機仕事は重労働ですが、楽しそうに気持ちよく頑張ってくれます。彼の魚屋開店に、金は出せなくても、 何か力を貸したい気になる好青年です。
また、手取り除草には、毎日10人から20 人の草取りのパートさんの応援です。黒瀬農舎の田圃は大賑わいです。

有 機 農 業 と 草 取 り
先ず一番上の写真と
、この下の写真を比べて下さい。
今年は、田植え後の気温が低くて、稲の生長が遅れているのですが、それでも、この20日余りの期間で、
稲はこんなに大きくなりました。稲の生育力は凄いでしょう。
そもそも稲は、田植機によって、1尺(約30センチ)間隔の条に植えられています。
10から20メートル離れて稲を眺めて、この条間の下の、土や水が見えにくくなると、新しい雑草は芽を出さなくなります。
今年は稲の生長が遅れていますが、それでも7月中頃になれば、この条間は、稲の茎や葉っぱでほぼ覆われ、その頃になれば、新たな雑草は、
芽を出さなくなります。
新たな草が生えなくなっても、草取り作業は、秋の収穫期まで延々と続きます。それは、7月中頃までに生えて、
取り残した雑草が稲を痛めるからです。
例えば、6月下旬に、針のように細くて小さいヒエ一本を取り残すと、8月末には、周囲1メートル四方の稲を(20株分の稲)覆い、
稲の生育を妨げるのです。

左の写真は、6月29日の雑草の状況ですが、稲株の間に雑草が条になって生えているのが判ると思います。
これは、条間の中央は、3回掛けた除草機によって雑草を退治できたが、除草機が当たらなかった稲の株元の雑草が残っているのです。
この雑草を、パートさんに、手で取って、土に埋めてもらうのです。
時々、消費者の皆さんが、黒瀬農舎を訪問下さって、夏場には、草取りの様子を見学したり、パートさん などを激励下さいます。
(下左の写真) 下右は、アイスクリーム・タイムです。
投稿者 kurose : :2006年07月02日








