H18年11月号(ブナ植えの集い)
今年の稲刈りは
お天気続きの中で無事終了。
私たちの地域の田圃(タンボ)は、昔の八郎湖の湖底そのもの。
私たちの村を訪れる方々を案内していると「あれは何ですか。」・・・と、
白い貝殻が混じった田圃の土を見て驚いて尋ねられることが度々あります。
このように、田圃の土は、湖岸に生えた植物や水草類、湖の魚や貝やプランクトンなど色んな生物の死骸が、
太古から湖底に堆積して出
来た有機物豊富な土壌です。
私たちは、農薬などを使わないお米作りの技術を、長年の試行錯誤の積み上げで、年々確立してきました。
でも、これは私たちの努力だけでなく、真夏でも爽やかな海風が吹く海沿いの立地や、北国の冷涼な気候と、
湖底を耕していることに由来するミネラル豊富な土壌によって、稲が健康に育ち、
病害虫の発生が抑えられるという環境条件に助けられていることも大きいのです。
しかし欠点もあります。それは、この海抜ゼロメートル以下の田圃は、稲には最適でも、排水が悪く、ぬかるんでトラクターや田植機が、
スリップしたり土にめり込んで動けなくなるなど私たちにとっては農作業がスムーズに行えない苦労や、畑作物は根腐れになるなどの点です。
雪解けが遅く、田圃がぬかるいんだ年の春作業では、動けなくなった田植機をワイヤーロープで引き上げるのに一日のほとんどを費やしたり、
雨の多い年の稲刈りは、コンバインの沈車で泥んこになることも度々です。
ところが、今年は7月末から収穫作業が終わるまで、ほとんど雨がなく、米作りを始めて30年余の中で、
今年のようなスムーズな収穫作業は初めてという好条件。
おまけに大豊作とはいかないまでも、収穫量も品質もほぼ満足できる嬉しい秋で、今年の米作りを終えられ天に感謝!感謝です。
馬場目川源流部のブ ナ 植 栽
第4回目・
今年は最高の天気でした。
ご参加やカンパ ありがとうございました。
私たちの田圃の水が生まれる馬場目川源流部の国有林にブナを植え始めて14年目の今年は、 昨年を超える好天気に恵まれました。
毎年この文化の日の植栽には、多くの皆さんが遠くから参加や、苗木などを手に入れる費用のカンパを下さって支えて頂いております。
今までに植えたブナの苗は1万本を超え、最初に植えたブナはすでにブナ林の風情を出すまでに成長しました。
植栽を始めた頃から参加した、よちよち歩きの子供が、高校生になった今も参加してくれるのは感激です。
こんなに長くこの運動が続いているのは、多くの皆さんのご支援のお陰です。
過去にブナ植に参加下さった方はご存じのように、営林署から借りているブナ植えの山は、1ヶ所数ヘクタール規模。
今までに2ヶ所が植栽完了しました。今年は第1植栽地と第2植栽地の中間にある、新しい山に移りました。
今年も、我が農舎関係だけで、東京などから10名程が前日からおいで下さいました。目下工事中のロッヂでご不便をかけましたが、
愉しく盛大な前夜祭が行えました。 (写真はいずれも今年の文化に日に行ったブナ植の集いのスナップです。)
14年目の今年は植栽地が新しい場所に移りました。
林道で車を降りて、この第3植栽地に行く時も谷川を渡ります。
川の水は、きれいに澄んでおり、とっさに口に含みたくなるなど清々しい気分になります。
ブナ植栽のあとは、過疎化で廃校になったふもとの小学校のグランドで餅つき、焼肉の昼食会。
お腹を満たした後は、体育館で「ぶなっこ・コンサート」アンデスの音色豊かなフォルクローレ
の演奏など愉しみました。
ご参加やカンパなどのご支援ありがとうございました。
投稿者 kurose : :2006年11月10日














