H17年9月号(カメムシ)

もうすぐ稲刈り。


 台風を心配しながら、 最後の草取りです。

  8月に入っての好天で「あきたこまち」は、すこぶる順調です。 
 去年は、8月20日から9月10日までに3本の台風が、我が家の田んぼを襲いました。今年は襲撃した台風はなく、今のところは、 台風の卵もないようで喜んでいます。
 でも、まだまだ収穫まで心配は尽きません。9月10日過ぎまでに台風が来れば大きな被害が出ます。また、8月の天候が順調だったことで、 農薬を使わない私たちにとっては、イネカメムシの被害の拡がりも心配になる時期です。

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 穂 が出て花が 咲く大事な 時期の間は、イネのストレスを避ける ため草取りを、中断していましたが、 穂が垂れ出した8月25日から再び始めました。
 株元に繁茂した雑草は、この時期になると、もはや手の施しようがありませんが、イネよりも上に伸びた「ヒエ」は、お米の稔りを妨げたり、 風通しが悪くなって、イネに病気を広げる原因になることと、ヒエの種が落ちると、来年の米作りに悪影響となるため、 頑張って取らねばなりません。
0509-02 ヒエは前回の草取りで、ほぼ取り尽くした。・・・・・と思っていましたが、 日に日にイネの上に出てきています。この分では今回の草(ヒエ)取りにも100人余りの人手がいりそうです。
 上の写真は、その第 3回目の草取りスタート初日のスナップです。左は草取りパートの皆さんへ、10時 の休憩時に、スイカをご馳走しているところです。

 ところで、今年の稲刈りは、 我が農舎では、昨年より数日早く9月末には始まる見込みです。お届けは、個人早ければ10月始め、 天候によっては10月10日頃の予定です。
 今年は、天候がよく、味は期待できそうです。どうぞご期待下さい。


 

カメムシと停戦協定。

 上の写真をクリックして、パートの女性が休憩している右後側の畦をご覧戴くと・・・・・・・・・・雑草が、 よく伸びていることがおわかりだと思います。            
 これは、草刈りをサボっているのではなく、カメムシ軍団との「和平協定中」だからです。


 皆さんにお届けする米粒に、黒くて小さい斑点が付いていることがあります。米粒が柔らかい時期に、カメムシが吸い、 その傷跡が変色したものです。
 穂が出た時に農薬を撒くと簡単に防げますが、我が農舎の「あきたこまち」は、病害虫農薬を使いませんから、この被害粒が、 お米に時々混ざるのです。
 カメムシは、主に畦の雑草に住んでいて、ここから、イネに移ってきます。
 ですから、畦の雑草をきれいに刈り取ると、余計にイネの被害が多くなる傾向があります。
 このため、我が農舎では、7月25日頃までは、畦をきれいにして、その後1ヶ月半の間(イネが穂を出し始めて、米粒が固くなるまでの期間) 、草刈りを中止するのです。
 カメムシ君の住処(スミカ)を荒らさないことで、被害を防ぐ。・・・・・・という訳です。
 「害虫は敵だ!」と憎まないで、このように、昆虫の生態系を乱さない・仲良く和平協定することも大事なのです。
 でも、今年はカメムシの発生量が、8月の好天のお陰で例年以上に多そうです。和平協定がカメムシ軍団の末端まで徹底されるかどうか、 少し不安です。
 小さな黒い斑点がついた粒が、白米に混ざっても、味が落ちることはありませんから、 昆虫も動物も同じ地球に暮らす仲間だと大目にみて頂ければ嬉しいです。
 その上、斑点のある米粒があることは、農薬が使われていない証でもあるのです。


 

黒瀬農舎・ 次のイベント予告
    
第13回馬場目川源流部にブナを植える集 : 11月3日(文化に日)

0509-03 前回のイベント「白 神山地のブナツアーと田圃公開」は、前号で報告したように大盛況で した。 その後7月下旬から8月は、東北三大祭りの秋田竿灯(かんとう)祭を兼ねたり、白神を訪ねたり、 夏休みを利用した訪問客で我がロッヂの夏は、大いに賑わいました。
 左の写真は、今年7月に行った「ブナの植栽地」の下草刈りのスナップです。
  文化の日に植えたブナは、植えてから数年は、下刈りなどの手入れが必要です。この下刈りは毎年、夏に行っています。

 これも判りにくいでしょうが、赤いテープが草の中に見えるのは、昨年植えたブナの苗です。
 下草刈時に、雑草と間違えて、大事な苗を切らないために、栽植時に苗にリボンを付けるのです。
 最初に植えたブナは、13年が過ぎましたので、樹高も4,5メートルと大きく成長しました。
 今年も私たちの田圃をうるおす馬場目川の源流部にブナ林再生の集いを行います。予告しておきますので、前夜祭から是非ご参加下さい。

投稿者 kurose : :2005年09月01日