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15年8月/田圃・ブナツアー報告

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酷暑お見舞い申し上げます。PDF版

カモ帰る (2015.7.8撮影)

カモ帰る (2015.7.8撮影)

今年は全国各地で早くから酷暑が出たり、寒い日が続いたりの不順な天候でしたが、7月下旬から本格的な猛暑が襲ってきました。
この暑さはこれからが本番の時期どうぞ体調に気を付けてお過ごし下さい。

さて、田植後1週間余り経った6月始めに、山形県・舟形町のマガモ農場から生後2週間前後のマガモ1000羽余りが今年も我が農舎の田圃に草取りの助っ人に来てくれました。
到着3日目から日夜、我が家の田圃を泳ぎ廻り、今年は今まで以上に大きく太って、翌月の7月8日に迎えに来たカモ農場の親方の車で故郷の舟形町に帰りました。

また、昨年同様この期間、消費者会員のOさんが関西からカモ管理のボランティアにロッヂに逗留し早朝からカモの管理に田圃に通って下さいました。
1ヶ月ほどの短い期間でしたが、今年のカモ君たちは今までよりもよりよく太り、よく働き、ほぼ雑草を撃退し凱旋してくれました。

ところで、昨年までのカモ管理の観察によって、放鳥して10日間までの生後間もない幼鳥は、雨や寒さで大きなダメージを受ける反面、この時期のマガモの成長はものすごく旺盛で、順調なら5日間で倍程度に急成長すると等々を掴みました。
そこで今年は、放鳥後10日ほどは、前年までのクズ米オンリーから、採卵鶏用の栄養価の高い餌を与えてカモの初期体力増進に努めたり、脱走カモが野獣に襲われないように網の張り方を変更するなど、従来のカモ管理に一工夫加えてみました。

でも大事な点は、餌を多く与えると満腹して、寝てばかりになるので、カモに体力が備わった10日目以降は、餌を控え気味にして自立心を高め、カモ君たちが田圃のムシや雑草探しに活発に動き回るようにすることが大事のようです。

何事も「経験と観察」からのノウハウの向上。これが今年の除草効果が大きく高まったことに繋がったようです。
今年も稲は順調です。私たちにとっては台風の来ないことを祈る時期に入りました。

 

田圃公開と白神ブナツアーの報告など

カモ激励 田圃公開に訪れた皆さん(2015.7.3撮影)

カモ激励 田圃公開に訪れた皆さん(2015.7.3撮影)

恒例の「田圃公開と世界遺産白神山地新緑ブナツアー」は、先月7月2日と3日に行いました。ご参加下さった皆さん、遠路ありがとうございました。

ところで、最近は、広告代理店やホームページ制作業者が高度な写真やコピー技術を駆使して生産現場を誇張して紹介することが多くあります。
また、我が農舎も、この通信やホームページなどで農薬などに頼らないお米作りの状況をお伝えしていますが、これらでは実情をお伝えしきれないことがいっぱいあります。

このためには、田圃や貯蔵、精米施設などの生産現場を直につぶさにご覧頂き、同時に生産者と消費者が直接交流する機会を作ることが一番大事だと思いました。

そこで、我が農舎では、いつでもご自由に生産現 場を公開したり、交流できるように、消費者の皆さんがご家族で宿泊逗留できる空間として、無料のロッヂを準備しました。
あわせて、「産直」をスタートさせた25年余り前から、今回のイベントをロッヂの宿泊定員に合わせた10名前後の小規模で行うことにしています。

今年のイベントは、ロッヂ定員がオーバーし、近くのホテルに分宿頂いた方もでましたが、前日まで心配していた雨も止み、好天に恵まれ盛会でした。

一日目は、到着される時刻に合わせ午後から個別に、お米の貯蔵や精米袋詰めしている作業場や村の施設などを見学頂きました。
夕方には、村にある温泉に入浴頂いた後、我がロッヂで夕食交歓会を行いました。食材は、男鹿の海の魚や村の野菜ばかりでしたが、皆さん賑やかに愉しんで頂けました。

二日目は、早朝5時から田圃に出向き、カモの活躍などをつぶさにご覧頂き、また「あきたこまち」や年末のお餅に使う「キヌノハダ」の成長過程を詳しくご覧頂きました。

 鎌田翁に感謝 世界自然遺産白神山地/岳岱ブナ林を散策する黒瀬農舎一行(2015.7.3撮影)

鎌田翁に感謝 世界自然遺産白神山地/岳岱ブナ林を散策する黒瀬農舎一行(2015.7.3撮影)

その後ロッヂで朝食を摂り、昼食用のおにぎり作りを行って8時過ぎに白神山地に向けて出発しました。

白神山地は、我が農舎がブナの新緑ツアーを始めた頃は、まだ世界自然遺産に指定されていなくて、ブナの観察林である岳岱を訪れる人もほとんどなく、そこまでの林道も未整備で、険しい悪路の連続でした。

世界遺産に指定されてから林道は簡易舗装されたものの、急峻な地形で、つい最近まで集中豪雨による数十ヶ所の土砂崩れで2年余り通行止めになり最近やっと開通したばかりでした。

ところで、我が農舎がここを訪ねる時は、いつも藤里町の鎌田さんにガイドをお願いしていました。
鎌田さんは、ブナの巨木の伐採を防ぐ活動を永年行うと共に、その後世界遺産に指定されるよりも10年余り遡る頃、後に世界遺産に指定されるど真ん中を、秋田と青森を結ぶための「青秋林道」の建設計画が動き出し、その建設中止活動に黙々と尽力を傾け、日本山岳会をはじめ支援の輪を全国規模に拡げて林道建設阻止を成し遂げた地元唯一の活動家でした。

鎌田さんは、その頃は地域の人々に「迫害」というに等しい扱いを受けており、私たちの仲間もその鎌田さんを見かねて支援に行ったという中です。
このご縁で、我が農舎は4半世紀の長い間鎌田さんにガイドをお願いしていたのですが、ご高齢で、今回はガイドは別の方になりました。

ちなみに、かって「迫害」を受けていた鎌田さんは、世界遺産に指定されることになって急転換した地域の人々によって「名士」に祭り上げられた人物です。
今回散策した岳岱の山も鎌田さんがいなければ当時の営林局によってブナは根こそぎ切り倒された所です。鎌田翁を想い出し感謝しながらブナ林の散策を行いました。

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