2020年産米の放射能検査について(2020年11月8日)
皆さまに新米をお届けできる時期となりましたが、今年も新米の出荷を前に外部機関に委託し放射能検査を行い、その結果、放射性物質は不検出でした。
黒瀬農舎でのこれまでの取り組みや、検査状況、今後の対応は以下の通りです。
▼昨年までの状況
2011年以降、黒瀬農舎では毎年収穫したお米や米ぬかの自主検査(検出限界1Bq/kg 検体数61検体)を行っていますが、すべて不検出です。
秋田県が2016年まで毎年行っていた全市町村の玄米の検査でも、これまですべて不検出でした。したがって秋田県内でお米の放射能が検出されたことはありません。
また、黒瀬農舎で使用する主要な資材(元肥)についても定期的に検査を行っておりますが、放射能が検出されたことはありませんでした。
▼今年の検査について
これまで秋田県内の米での放射能の検出が一度もなかったことから、秋田県による放射能検査は昨年産のお米で終了しておりますが、黒瀬農舎では今年度も収穫したお米などに関して引き続き自主的な検査を実施します。
なお、肥料などの資材の放射能検査については、今年度は新たに使用した有機質肥料の放射能検査を行いましたが、不検出となっています。
▼今年収穫したお米
あきたこまち(4検体)、もち米(杵搗き切り餅原料)、古代米、ササニシキ、米ぬかの計8検体で検査を行いすべて不検出でした。(検出限界 セシウム134,137 各1Bq/kg)
▼今後の取り組み
次年度宇高も、使用する有機肥料などの資材は、原材料の調達先の確認などを行い、必要に応じて放射能検査を行うことで汚染された資材の圃場への持ち込みを防ぎます。
▼情報の公開
黒瀬農舎では、これまでも栽培方法などをできる限り公開し、お客様自身で情報を判断し、納得した上で購入頂けるように取り組んできました。
放射能問題でも同様に、できる限りの情報収集と開示を行います。今後、情報の更新があった際は、ホームページやお米に同封する通信などでお知らせ致します。
本年度の放射能検査結果(速報版)
過去の放射能検査結果