秋田県大潟村で栽培した安心・安全・美味しいお米を産地直送・宅配しています。 農薬化学肥料不使用あきたこまち、減農薬あきたこまち、発芽玄米餅、手軽に簡単・発芽玄米レシピ
ブログ( by 黒瀬 友基 )

月別アーカイブ: 2014年9月

2014年9月23日

たまにオヤジが書いていると間違われる方がいますのであらためてお伝えしますが、黒瀬農舎のブログはすべて「黒瀬 友基」が書いています。(オヤジは、提携米通信を毎月書いています。)

以前ある勉強会で知り合った京都大学の先生が学生を連れて実習に来たいと連絡がありました。

実習だから「田んぼに入れてしごいてやればいいんだろうなー」なんて思って快諾したら、専攻が「農業経済学」で、農家/農村調査をするときの手法を学ぶ、調査方法論実習と言うことのようです。
そのため田んぼで汗水流そうという気はないようで、田んぼでこきつかってやろうと思ったのに残念…(笑)。

という事で、先週、先生と学生計8名が秋田にやってきました。

同じくその先生をご存知の秋田県農業試験場の方にお願いして、試験場の見学や秋田農業の実情などを話していただき、その後、大潟村に入りJA大潟村で話を聞いて、大潟村泊。
翌日はうちの父親から入植や減反政策などの話を予定時間をオーバーして(笑)話してもらい、その後田んぼや出荷場を見学して終了。

pic20140920今回来たのは2年生で、まだまだ専門的な勉強もしていないので、質疑応答も何を質問すればいいのやら…という感じでしたが、理路整然とわかりやすい試験場や農協の説明、そしてクセのある農家のおっさんの説明(笑)など、これから調査を行う上での様々なパターンの訪問先を設定できたのは良かったんではないでしょうか。

僕自身も、試験場や農協の説明をしっかり聞いたことがなかったので、大変勉強になりました。

(黒瀬 友基)

 


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2014年9月12日

本日お会いした方に、『黒瀬さんのブログを見て感じたのですが「市場原理主義とは違う農業政策の考えをお持ちなんですか?」』と聞かれてしまいました。

今まで減反政策大賛成とか言った事はないと思うので、基本的に市場原理主義なんだけどなーと思ってるのですが、どこあたりでそう思ったのか聞けばよかった…。
もし再度ブログを見ておりましたら、どこあたりでそう思ったのか教えていただければ幸いです(笑)。

まぁ、一応補足しておくと、僕は、生産調整や価格維持政策が介在せず、市場原理に基づいた価格形成が行われ、自由に農業への参入や退場があっていいのではないかと思っています、基本的に
こうやって、自分の考えに自信がないから無意識に「基本的に」とか「一応」とか「ほぼ」などを入れているのが、誤解を生む原因なのかもしれませんね(^^;
さて、そんなことを言われたので、農業政策について少し書いておきます。

基本的に市場原理主義でいいと思っているのですが、ただ、そうは言っても何十年と保護主義的に続いてきた農業政策を、明日から急に市場原理主義でどうぞ、と言うのはあまりに混沌としてしまいそうですし、そこには経過的措置だったり、退場を支援するような政策があってもいいように思います。

また、正しい政策だったとは思えないけれど、いままでは、平場も中山間地も一緒くたに保護してみたり、農村コミュニティの維持といった社会政策に関わる部分までを農業政策として、それを一元的に考えてきたことにも無理があると思います。これは、分けて考えていくべきなんだろうと思います。

ただ、最近はよく、「戦える農業(効率的にできる農業)は規模拡大を目指して、それで攻めの農業にしましょう」みたいなことが言われるわけですが、中山間地や、農村コミュニティをどうするか、と言うことが置き去りになってしまってます。

これに対して、攻めの農業推進な方々は「それらの課題は別の枠組みで考えることにしましょう」と言うわけですが(そして僕もそう思うのですが)、残念ながらそれらの課題(中山間地や農村コミュニティ)をどうすればいいのか、と言う解を誰も提示しません。

一番やりやすい&わかりやすい『「攻めの農業」ができる部分』から手をつけたいのはわかりますが、ともすれば切り捨てられる側である中山間地や農村コミュニティの問題を先延ばしにせず、そこはそこでしっかりと方向性を示してから、続いて『「攻めの農業」ができる部分』を一気に進めていく、のが正しい姿なのではないかと思います。

かといって僕は、別に中山間地や農村コミュニティに対しての積極支援を期待しているわけではありません。(なので市場原理主義だと思ってます)
極端な話をすれば、「中山間地やコミュニティの維持といった問題は、人口も減少しているし国の予算もないからすべて諦めます!」と言う結論でも仕方ないと思ってます。しかし、そうであったとしても、まずは重い課題を先に片付ける(結論を出す)ことが重要です。

先に「何とか自立できそうな農業」部分に手をつけると、結局、元々の中山間地や農村コミュニティもすべて一緒くたの政策に入れた形の中途半端な政策が仕上がってしまうのではないかと危惧しています。


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2014年9月9日

先週末、千葉県で取引先の「大地を守る会」さんの後継者会議に行ってきました。
大地を守る会は、首都圏を中心に有機農産物などの宅配を行っている会社で、そこの若手(でもないか?)の生産者の集まり。

毎年各生産地持ち回りで開催の今回は、北は秋田から南は沖縄・宮古島まで大勢の生産者が集まりました。
さらに、今回は関東圏での開催のため、大地を守る会の若手の社員も多く参加して楽しい会議でした。

001_Fotor_Collage

今回のテーマは、「有機農業による地域自立の可能性」。タイトルは難しいですが、成田闘争と有機農業の関連についてのようなお話。

冒頭の大地を守る会藤田社長の挨拶で「有機農業を扱う生協・団体でも、このようなテーマで会議を開けるのは、私たちだけでしょう!!」と言ってましたが、まさにその通り。まぁ、それが有機農産物の販売にプラスかどうかは知りませんが…(笑)。

003成田闘争の流れで有機農業が関連していることはなんとなく知っていましたが、講演された相川陽一氏によれば「長期化する空港問題に対して、農家が持ちこたえ、経営基盤を強化するためには、堆肥を共同で自作し、販路も共同で確保していく、組合方式での有機農業の展開が必要と考えられた」という事のようです。

そして、元々、千葉県内をはじめとして何箇所かの空港建設候補地があったものの、地元住民による反対で潰されてきた中、元々天皇家の御用牧場で、戦後開拓で作られた集落が現在の成田空港が候補地となったとのこと。
地図を見ると確かに地域団結力のある昔からの集落を避けて、地域の団結力が弱そうな戦後開拓地を中心に空港建設候補地ができあがってることがわかります。(なんとなく、弱いところにつけ込む公共事業の戦略的なものがあるようには感じます。)

002

日本の有機農業では、成田空港問題が有機農業の源流だと言うような言いようをされることもあります。
そのため、一度は聴いてみたいという内容だったので、今回は本当に勉強になりました。
できれば、もう少し突っ込んだ内容でも良かったのかなぁ…とは思いますが、社長をはじめとして、地元の農家(親世代)など、空港問題や学生運動などの当事者世代も多数いたので、これ以上深くなるとそういった方々が当時を思い出してしまっても困るので、このぐらいが良かったのかもしれません(笑)。

なお、個人的には、日本全体の有機農業に空港問題がある程度のインパクトを与えたかもしれませんが、源流を成田空港問題に結びつけるのはいささか違和感を覚えます。(当時は、空港問題と関係なく、日本各地で有機農業が生まれつつある時代だったと思います)

さて、来年は長崎!! 来年も参加できるように仕事を頑張ります!!


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