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ブログ( by 黒瀬 友基 )

月別アーカイブ: 2014年10月

本日の日経1面の「食と農」と言う特集に少しだけコメントが載りました。

20141016_nikkei※写真をクリックすると日経のホームページにリンクします。ユーザ登録・ログインすると全文が読めます。

生産政策に参加せず、減反補助金をもらわずに営農をしている立場でコメントさせてもらいました。

記事の中では、生産調整など行わなくても『活路はある。』として我が家の無農薬栽培での産直販売(通信販売)が紹介されています。

ただ、我が家の経営は、わかりやすい事例として紹介されただけで、当然ながら、無農薬&産直だけが生産調整廃止後の活路ではありません。
産直や無農薬栽培などもせず、卸や小売店などの販路をしっかり開拓し、減反に参加せずに自活している農家さんもいます。
競合は少ないけどマーケットも小さな超ニッチな世界に逃げた我が家より、米の商売の王道で補助金に頼らずしっかり勝負している農家さんの方がすばらしいと思います。

 

また、「何らかの制約があって生産調整に参加できなかったのか?」と誤解されていた方がいたので補足すると、我が家にしても、上に書いた農家にしても、生産調整に参加して補助金をもらいながら、今のような営農・販売を続けることも可能です。そして、そちらの方がリスクが少なく、経済的には有利だと思います。
ただ、そうはせず、自分の思想にあわない生産調整には参加しない道を選びました。

 

そして、最後に、現在生産調整に参加している農家でも、生産調整に批判的であったり、補助金をもらわず自立したいと言う農家も一定数いることを知っておいて欲しいと思います。

ただ、先日のブログにも書いたとおり「補助金に歪められた米価」によって、補助金をもらわないと経営を成り立たせるのが厳しい状況になっているから、やむを得ず生産調整に参加しています

「米は日本人の主食だから米農家は無条件で保護されて当たり前」と言う間違った考えの農家も多いは事実ですが、上記のように望まない生産調整参加者も少しはいることをわかってもらえるとありがたいです。

そして、そのような自立したい農家が自立できない環境と言うのは一刻も早く解消されるべきだと思っています。


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2014年10月12日

田んぼに米を作らせない生産調整(減反)のための政策は、現在「経営所得安定対策」と呼ばれています。

昔のように減反がペナルティを伴う制度(そもそも法的根拠は無いんだけど)であった時代と異なり、現在は生産調整に参加するのは自由です。

生産調整に参加すると、転作した部分への補助金の他、お米を作っている部分へ面積あたりの直接支払交付金(補助金)や、米価が下落した際の収入減少影響緩和対策(ナラシ)があります
一方、生産調整に参加しないと、それらの補助金は一切受けられません

つまり、補助金に頼らずに農業をしたい場合は「経営所得安定対策」参加しなければいいだけなのですが、しかし「経営所得安定対策」に参加しない農家にとって、この「経営所得安定対策」政策は非常に厄介で、且つ結果的に「経営所得安定対策」に参加せざるを得なくなる制度なのです。

図は、一般的な商品と同じく自由な市場経済の中で決定される米価です。

beika01

市場原理に基づけば需要と供給で価格が決まります。
生産量(供給)が消費量(需要)より多ければ、価格は下がり、結果としてその価格では利益が出ない生産者は生産を辞めます。逆に、生産量が減って価格が上がれば/上がりそうなら米を生産をする農家(面積/生産量)が増えます

過渡期などで一時的には大きな価格変動はありますが、徐々に需要と供給のバランスが取られて極端な価格高騰や暴落は起きなくなります。

 

一方、図の下が現在の米の価格が決まるプロセスです。

beika02

米価自体は昔と異なり政府が決めるのではなく、市場で決定されます。政府が買い取るのではなく市場が決めると言うと、すごく民主的?(資本主義的?)に感じるかもしれません。

ただ、現実には、今のような米が余っている(供給過剰)の状態で米価が下がっても、米価の下がった分のほとんどが補助金で補填されます。
従って、米価がどんどん下がっても、実際の(制度に参加する)生産者の手取りは大きく下がらないため米の生産を辞めません
そのため、農家は米を作り続け、米は余り続け、米価は下落し続けます。

その結果、政策に参加しない少数派の農家は、補助金が無く米価のみが収入となるので、政策で歪められた市場価格に苦しめられます。
つまり、補助金に頼らずに頑張ろうとしても補助金によって歪められた市場価格により経営が成り立たなくなり、補助金に頼らざるを得なくなるのです。

 

以上が、「経営所得安定対策」の問題点だと思っています。
自由参加となっていますが、結果的に市場原理を歪めて、参加せざるを得ない状況にさせるような政策はおかしいんじゃないでしょうか。
※「市場価格を歪める米価下落の補填をするナラシ対策さえがなければいいのか?」と言われると、それだけではないのですが、そこあたりはそのうちまとまれば書きたいと思います。

 

ちなみに我が家は「経営所得安定対策」には参加していませんが、別に今回の記事は来年から参加するための言い訳のために書いた文章ではありませんのでお間違いなく(笑)。
「厳しい状況ですが、もう少し補助金に頼らない自立した経営ができるように頑張ってみようと思います。だから我が家のお米を買ってください」と言うための文章です(笑)。

(黒瀬 友基)


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2014年10月10日

tegami毎年、新米のご案内と秋から冬にかけての季節商品「お餅やリンゴ」のご案内をお送りしていますが、今年も無事発送が終わりました。

今年はインターネットでは10月31日までお申込頂けます。

申込ページはこちら
2014年秋のご予約ページ

※お手元に案内と申込用紙をご用意の上、そちらをご覧頂きながらご注文下さい。

お米をご購入いただいている方には発送済みです。14日を過ぎても届かない場合はお手数ですがお問い合わせ下さい。
またお米をご購入されていない方でお餅などのご案内をご希望の方は、その旨とお届け先をご連絡いただければすぐにお送りします。

お問い合わせフォームへ

 

毎年家族総出で案内の封入、発送作業をしていますが、毎年ちょっとしたミスが…。宛名(申込用紙)を入れ忘れて(封筒の窓のところが真っ白な)あて先不明の案内を作ってみたり…(^^;

今年はリストに入っていた家族(奥さん)を外し忘れたため、早速我が家にも案内が届きました(笑)。

 


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