秋田県大潟村で栽培した安心・安全・美味しいお米を産地直送・宅配しています。 農薬化学肥料不使用あきたこまち、減農薬あきたこまち、発芽玄米餅、手軽に簡単・発芽玄米レシピ
ブログ( by 黒瀬 友基 )

月別アーカイブ: 2015年7月

2015年7月24日

何度となくTPPの話題が挙がっては消えていきましたが、TPP交渉でいよいよ農業(コメ)について決着しそうだと言うニュースが聞こえてきました。

コメ輸入「10万トン未満」で調整…TPP(読売新聞)
政府は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、米国や豪州から主食用のコメを無関税で輸入する「TPP特別枠」の規模を「10万トン未満」とする方向で調整に入った。
米国からは7万~8万トン程度、豪州からは米国の10分の1程度の量について、それぞれ輸入の拡大を認める方向だ。
7月下旬に甘利TPP相が米豪の担当閣僚と個別に会談し、決着を図る。

現在すでに無税枠で77万トンがあるわけですが、これにさらに10万トン弱が追加されるような形となります。
TPP交渉参加国では、さらにベトナムなどもあるわけですから、本当に10万トンで済むのか?と疑問に思います。

ただ、個人的には、TPPに限らず、農業(コメ)はいずれ市場開放に向かうべきと思っています。
それは別に「諦め」とかではなく、国内政策(減反/需給調整)にしろ貿易にしろ、原則としては市場原理に基づく形が望ましいと言う考えからです。

誤解をされないために言い訳すると、価格(コスト)が安いところで生産され輸入されたものが、一番安いからベストな商品(選択)であるというような考えはありません。食糧安全保障と言う仰々しい理由に限らず、国内(地域)の雇用、経済、伝統(食)と言う観点からも、地域や国内で生産されたものを消費する方がいいと個人的には思います。

ただ、それは最終的に消費する側が選ぶべきものであって、政策であったり、供給側のエゴで押し付けるものではないと思っているので「基本的に市場原理が望ましい」と思うわけです。
逆の言い方をすると、TPPで市場が開放されたとしても、国産(自分たちの)商品を選んでもらえるような農家にならなければいけないと思うのです。


さて、今回の交渉で追加輸入枠が10万トン前後になるとのことですが、TPPとは無関係に、残念ながら日本のコメ余りは進んでいます
すでにコメが余り、生産調整が行われているのですが、今後さらに毎年、年間8万トン程度の需要の減少が今後も続いていくと予測されているのです。

komejukyu

「需要が減るんだからなおさら一粒たりとも輸入は増やしてはいけない」という意見もあるかもしれませんが、逆に考えれば、コメ農家にとってはTPPだけが大きな脅威ではありません。

単純にTPPに反対するか賛成するかではなく、コメ余り(需要減少)なども含めて、仮にどんな状況になろうとも、自分がどういった農業をしていきたいか(どんな農業をして生き残るか)を考えて行動することが重要だと思うのです。


+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
秋田県大潟村から美味しいお米をお届けします!
黒瀬農舎オンラインショップ
http://www.kurose-shop.com
新米の出荷も始まりました!
→→自宅で簡単に作れる発芽玄米のレシピ載せてます←←
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+


2015年7月10日

先日、お米を定期購入いただいているお客様向けに数年おきに開催している夏の見学会&白神ツアーを開催しました。

今年は、東京のお客様や愛知県で長年購入いただいている消費者団体の会員さんなど計11名の参加がありました。

例年田んぼの見学を行いますが、今年はみんさんの到着時間などの関係で、初日の夜の交流会からスタート。会場は我が家のロッヂです。

以下、写真中心でご覧下さい。

20150703_001

地元の魚や(少し季節はずれですが)きりたんぽ鍋など。家族で準備できる範囲なので限りはありますが、ご用意しました。

20150703_002

大潟村の生産者も集まってくれてお話は盛り上がりました。

翌日は田んぼのカモの見学から。

20150703_003

翌朝は朝5時30分出発!! 早朝のカモの様子を見学

20150703_004

みんなでエサ(我が家のクズ米)をあげました。

20150703_005

カモが田んぼに入って1ヶ月。すでにかなり大きくなっています。 「かわいいねー!」と言ってもらうにはもう少し小さいうちの方がいいのかな?(笑)

20150703_006

頑張ってエサをあげていたら、すごい数のカモが集まりました…(笑)

20150703_007

田んぼの小屋の農作業用の機械なども見学

カモ除草で田んぼを見学した後は、朝ごはんを食べていよいよ白神山地へ出発です。

我が家から1時間ほど離れた秋田県藤里町へ。

20150703_008

地元のガイド、大森さんに案内をお願いしました。

20150703_009

まずは麓にある世界遺産センターで白神山地全体の説明を聞きます。

20150703_010

世界遺産となった白神山地は、自然保護のため核心地への入山は禁止されています。そのため、『岳岱(だけだい)自然観察教育林』へ。

20150703_011

教育林はブナを主にした自然林ですが、足元は歩道も整備されて、初心者でも安心して散策ができます。

20150703_012

ガイドさんが植物から生き物まで幅広く案内をしてくれて充実した散策ができました。

20150703_013

400年ブナ。400年ブナの名前がついてからすでに20年以上経過してるそうです…(笑)

20150703_014

看板がクマによって傷つけられていました。

20150703_015

最後は自然の中でおにぎりを食べて散策終了!(食べる前に撮ればよかった…)

20150703_016

ブナの中で記念撮影!


+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
秋田県大潟村から美味しいお米をお届けします!
黒瀬農舎オンラインショップ
http://www.kurose-shop.com
新米の出荷も始まりました!
→→自宅で簡単に作れる発芽玄米のレシピ載せてます←←
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+


2015年7月6日

我が家の田んぼではおばさんとカモが頑張って除草をしています。
20150706_blog01

 

しかし、その横に怪しげな機械が…(笑)

20150706_blog02

実はこれ、地元企業が開発し秋田県立大学と共同で研究している新型除草機です。
今年は我が家の田んぼの一部を使い実証実験を行っています。

★走行している様子(Youtube動画)

※現在(2015年7月時点)は開発中で、まだ販売はされていません。

簡単な原理は、ホバークラフトのように風力で浮上し、大きな黒いブラシを回して土を掻きながら前進と、あわせて土を掻くことで除草を行います。大きさは畳1畳より一回り大きい程度。

この除草機の強みは(私が個人的に思うのは)、

  1. イネが植わっている列(条)に関係なく進むことができるので、田んぼの中を縦横自由に走れる
    (現在行われているチェーン除草と同じ原理で、イネの上をブラシが通ると多少イネが寝てしまいますが、数日で元に戻ります)
  2. 浮上して進むため、タイヤが埋まったりすることがなく、土の状態に関係なくどの田んぼでも入れる

ではないかと思います。

また、現在は畔の上からラジコンで操縦していますが、将来的にはGPSなどで自動走行も計画しており、自動で除草を行ってくれるまさに除草ロボットです。

詳しくはこちらの開発者のホームページをご覧下さい。 http://jyosou-robot.livedoor.biz/


なお、今年の除草試験は一旦終わりました。

今後、カモ除草の対照区も含めて、残っている雑草の量や収穫量の調査などを行う予定です。

具体的な成果は調査結果でわかると思いますが、個人的な感想としては、除草効果は期待できそうです。

ただ、もちろん現時点ですべての草を取りきれて完璧!とはいきません。

今年、我が家の圃場以外に、大学の圃場などでも試験しているので各圃場での除草試験の結果が揃ってくれば、効果的な作業のタイミングや頻度、進行方向、この除草ロボットでの除草だけでいいのか(他の除草方法との併用でないといけないか)などがまた色々とわかってくることもあると思います。

この除草機の今後に期待したいと思います!!


+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
秋田県大潟村から美味しいお米をお届けします!
黒瀬農舎オンラインショップ
http://www.kurose-shop.com
新米の出荷も始まりました!
→→自宅で簡単に作れる発芽玄米のレシピ載せてます←←
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+


1 2 »

過去のブログ(月別)

お問い合わせ・注文フォーム
オンラインショップへ移動
PAGETOP
Copyright © 提携米・黒瀬農舎 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.