種まき準備「催芽」

  • 2013年4月18日
  • 2014年10月13日
  • 農作業

写真を撮り忘れて、危うく3日ボウズの農作業ブログになるところでした…。
さて、来週からの種まきに向けて、「催芽作業」というのを行っています。



種まきをする際には、ちょっとだけ芽を出した状態の種籾を蒔くため、事前に、種籾をお湯に浸し、芽を出す必要があり、それを「催芽(さいが)」と言います。
様々な催芽方法がありますが、我が家の場合は30℃前後のお湯に30時間前後漬けて芽を出します。


予算の都合上自作の催芽機。(ポリタンクは温湯消毒で使用したモノを流用)
ポンプをつかってタンクの中のお湯を循環させながら、途中で温めて30℃前後を維持します。
また、別途コンプレッサーから空気を送って、植物の生長に必要な空気も供給しています。

この催芽作業は、芽を出しすぎると種まきの時に芽が絡まるなどの問題があるため、ちょうど良いタイミングで催芽を終了させる(お湯からあげて脱水・乾燥する)必要があります
そのため、大体30時間で作業が終わる予定とすると、昼過ぎに催芽作業を終了させるために、前日の朝一で催芽作業を開始するわけです。
ただ、その年の気温や種籾の状況などによって、多少発芽にかかる時間は前後することがあります。
そこで催芽に時間がかかったり、最初に作業をする時間がずれたりすると、夜中に脱水・乾燥作業をするハメに陥るわけです…
今年は寒さの影響か多少芽が出るのに時間がかかるようなので、時々様子を見ながら、夜中の作業とならないことを祈るのみです…。
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