お米の購入先調査

米穀安定供給確保支援機構が、毎月お米の消費動向調査と言うのを行っており、そこには、お米の購入先の調査を行っています。

h25komeshopそれによれば、ダントツ1位がスーパー。次が「親戚・知人から無償で」となっています。
「親戚・知人から無償で」は、縁故米(農家からもらうお米)と思われがちですが、縁故米も含むものの、親(農家ではない)が子へ送る、といった例も多いと思います。

特に、親が農家から直接購入していたりと言うお米にこだわっているケースだと、実家で食べなれていたお米を独立した子供にも送るケースがあります。
我が家のお客さんでも毎月自宅と、息子/娘さんへ送る(請求は親へ一括)と言うケースが多くあります。

他に興味深いのは、インターネットショップが数年で一気に増えてきている点。
別の選択肢に「生産者から直接購入」があるので、農家からの通販ではなく、アマゾンや楽天などで買う部分だと思います。商品が重く持って変えるのが大変なことに加え、値段がそこそこ高いので多少運賃を払っても届けてもらった方がいい、と考える消費者が多いのかもしれません。

ネットショップが伸びていると言うことは、ネット通販をしている/しようと思っている農家にとっては、農家以外にショッピングサイト(米屋さんなど)の競合が増えてきているということなので厳しい戦いになることが予想されます。
しかし、一方でネットショップが伸びているということは、消費者の「ネットで購入する」というニーズが確実に伸びていると言うことなので、やりようによってはまだまだ可能性のあるマーケットなのだと思っています。(そう思って、我が家はそこで頑張りたいと思っています)

コンビニはまだまだ0.3%と増えている感じはありませんが、以前よりは販売量が増えていると言う話も聞くので、今後の伸びを注意しておきたいですね。

ちなみに、お米屋さん(米穀専門店)からの購入はわずか3.8%20年前は30%以上あったので、以前の10分の1以下に減っています。
消費量自体が減っているので、お米屋さんの取扱量というのは1/10よりもはるか少なくなってしまっていそうですね。

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