ほんわかな幸せを感じる料理本

先日、久々に青山ブックセンター(ABC)に行きました。
高校・大学当時、本好きだった自分にとっては一種のあこがれの地でもあり、六本木店が深夜にも営業しているのを知り、東京はさすがだなぁーと思ってみたりもしてたものでした。
まぁ、実際に六本木店に行ってみたら、意外と狭いし、デザインの本や洋書などが多い、自分にとってはあんま実用性のない店だったのですが。。。(笑)

久々に行った青山本店は、倒産して親会社が替わったものの(今ではブックオフグループ)、最近増えた大型書店に比べれば売り場で大きくもないのですが、それでもPOPやフェアの開催、本の並べ方は、今なおABCらしさが残っているのかなぁーといった感じで、懐かしく、また嬉しくなりました。
ちょうど入り口のフェアが「料理」についてだったので、何冊かぱらぱらと見て、ほんわか幸せを感じられるレシピ本を購入しました。

CMや映画「かもめ食堂」のフードコーディネートをした方が書いたレシピなのですが、本格イタリアンだとか、コラーゲン鍋のような凝ったものや流行のものではなく、昔懐かしいナポリタンやミートソース、昔お母さんが作ってくれたような鶏の唐揚げやショウガ焼きのような、日々の食卓だけど、ちょっと嬉しいメニュー的な料理が並びます。
なんかすごい贅沢ではないけれど、食卓に並ぶと、ほんわかとした幸せが感じられる料理の数々。
それぞれの料理への作者の思いなどもちょっとずつ書かれていたりして、写真と文章を読むだけでもなんとなく幸せな気持ちになれます。
ゆっくりと読みながら冬場の暇な時期に1品ずつ作ってみようと思います。