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先週末、全国有機農業推進協議会が開催する「地域にひろげる有機農業全国交流集会」に参加するため埼玉県小川町へ行ってきました。
小川町は埼玉県中部に位置する町で、有名な有機農家の金子 美登さんの地元。
今回は、1泊2日で、小川町(金子 美登さん)の有機農業の事例を現地視察し、また全国各地の事例発表、意見交換。そして全有協として国の有機農業政策への提言を議論する会です。
1日目は、金子さんの農場や、同じ集落の方の田んぼ、金子さんなどの地元有機農家の農産物を使用して加工品を作っている酒屋、豆腐屋などを見て回りました。

金子さんのお米を使って酒作りをしている地元の酒屋さん。
金子さんなどの有機米で作るのは1樽40俵分。ここ数年は全量売り切れるようになった。
(それ以前は、売れ残ったものは混ぜて一般の酒として販売)


酒米の精米用の砥石。
酒米は食用のお米と異なり、元々の玄米の4割~7割程度まで削ります。そのため、通常の精米機ではなく、砥石のようなものでゆっくり時間をかけて表面を削ります。
小川町独自のものではないけど、始めて見たので撮影(笑)

金子さんの霜里農場は、単に有機栽培と言うだけでなく、肥料やエネルギーの循環、自立を目指している素晴らしい農場でした。

左は天ぷら油で走らせているトラクター。エネルギーの自給も金子さんのこだわり。
右側でマイクを握っているのは金子さんの奥さん。

金子さんだけでなく、金子さんの奥さん、そしてそこで働く研修生も素晴らしい人たちでした。

金子さんの野菜セット、そして金子さんの農産物で作る醤油や酒、うどんなどの加工品
その後、夜は、昼間に見学した農家、加工業者による説明。
酒屋や豆腐屋さんなど、地元有機農産物を原料にして加工する加工業者以外に、OKUTAと言う埼玉のリフォーム会社も参加していました。
OKUTAは、小川町下里集落の農家と提携し、有機米を社員に販売し、そして社員研修として援農・交流を行っています。
ここあたりは農商工連携とは違う提携運動でひとつ面白い取り組みですね。
こういった取り組みを一通り説明を受け、1日目の公式日程は終了。
小川町はとてもきれいな町でした。
そして、金子さんの取り組みも素敵です。

金子さんの畑から望む裏山の紅葉。
裏山の手前には川が流れ、まさに日本の農村といった感じの素敵な町です。

ただ、無欲無私で信念に基づき地道に活動した金子美登さんを中心として30年かかって作り上げられた小川町下里地区の事例(「下里モデル」)は、有機農業の「すばらしいひとつ事例」ではあるけれど、日本の有機農業の発展・拡大のモデル事例として横展開できるかと言えば、残念ながら難しい。少し特異な事例と言えそうです。

そうは思いつつも、景色も人も素敵な小川町に来られたことは幸せでした。
地元の関係者、そして全国の有機生産者、農産物流通業者と美味しい酒を飲みながら日付が変わるまで交流を深めた有意義な1日目(&少し2日目)でした。


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