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1日目の小川町の事例視察・紹介に続き、2日目は全国各地の有機農業推進協議会による報告。
そして、農水省による有機農業施策の説明。
各地の取り組みでは、新規就農者の畑などを探すことが大変だという話、そして販路開拓のためのイベント実施など。
続いての農水省からの説明では、有機農業普及の現状と、有機農業支援の施策について。
農水省って、全国の有機農家の栽培技術などをまとめてマニュアル化するなど色々な取り組みやってるんですね。
(リンク:有機農業標準栽培技術指導書作成事業 有機栽培技術の手引
以外と頑張っている農水省にビックリ(笑)
しかし、相変わらず有機農産物のシェアは農産物全体の0.2%程度と低迷。。。


真ん中が有機JAS農産物
赤い棒グラフが有機農産物の割合。毎年やや右肩上がりですが、そもそも0.15~0.2%の世界。
22年が増えたのは、干ばつで総生産量が減ったことが主な原因

ただ、各地の協議会、そして農水省の現状の説明を聞きながら、あらためてわかってしまったこと…
それは、有機農業を広げるためのボトルネックって結局「需要がない」ってこと。

有機JASマークと中身を知っている消費者はわずか5%
需要云々って言うか、そもそも有機JASって何?っていうのが現状です。

有機農産物の比率が0.2%しかないのも、
新規就農希望者の3割が有機農業をやりたいと思っているのに実際に就農して有機農業をやる人がそんなにいないことも(そもそも就農すら諦めちゃうことも)、
農水省が技術マニュアル作っても生産が延びないのも、、、
すべての根源は需要がないからなんですよね。

有機の需要があって価格が見合う売り先があるなら、いくらバカな農家だって有機農産物作りますよ(笑)
新規就農者だって有機農産物作りますよ。
そして、農水省が税金使って生産技術のマニュアル作成や普及活動を頑張ってもらわなくても、独自に色々と調べて技術を導入しますよ。
結局、それだけの話だと思うんだけどなぁ…。
全有協からの政策提言案に、
「有機農業の拡大のために有機農業への環境支払いを●万円にしろ」
「新規就農農家への支援金を確保しろ」
と色々と農家に金よこせって言う提言書いてましたけど、
「農家は1円も有機農業の補助金はいらないから、全額を有機農産物の流通・消費側への補助金、需要拡大のための施策に使用せよ!!」
って書いてみたら?
まぁ、農家の集まりだから無理だろうなぁ…(笑)
(リンク:全有協「有機農業推進に関わる政策提言第1次草案」 下の方に「Ⅳ 第二期基本方針への提言」と言うのがあります
是非、ドカーンとインパクトある提言をして欲しいですけどね。
中途半端な「オラにも金を、そして流通にも金を」とかじゃダメよ(笑)


ちなみに、思想や理念なき有機農業ってどうなのかな?って疑問はありますよ。
ただ、補助金あげるから有機農業やろうよ、ってのだって結局理念なんてないんだから、同じ。
まずは有機農業の裾野を広げる事で、仮に理念なき100人が有機農業を始めたとして、その中で何人か、有機農業を始めた事で後から思想や理念が付いてくることだってあるんだから、それでいいのではないかと思ってます。


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