あきたファーマーズカフェ

昨日、「あきたファーマーズカフェ」なるものに参加してきた。
http://taroloves2eat.blog70.fc2.com/blog-entry-107.html
元々が「秋田の生産者のネットワークを作りましょう」という話だったけど、80名ほどの参加者のうち、農家は半分ほど。
生産者だけのネットワークではなく、生産者、流通業者、加工業者、飲食店、消費者という様々な人々がまじりあう形になったけど、第一段階として様々な考え方が集まったのは良かったのかな、と思う。
しかし、これだけ様々な人と、それぞれの様々な期待・思惑を持ったネットワークが今後活動していけるのか、そしてどう活動するのかは難しいところだね。
様々な人と話をしていると、正直言って、直接的に自分のビジネス(農業や流通、加工、飲食など)への利益を狙った参加者も多くいたように思う。
完全に自分のビジネスと切り離す必要はないけど、ここで他人の力を借りようという人ばかりでは、この活動が成り立たない。
社会活動的な側面がないことには成り立たないと思うので、「この活動で秋田(の農業)全体を底上げして、結果として自分のビジネスにも利益がある」ぐらいの気持ちじゃないとね。
ちなみに、個人的には農家が40名集まったことよりも、農家以外で農業に関心を持ってくれる人が40名も集まったことの方がすごいことだと思う。
モノ(農産物)を作る以上は、それを食べる消費者がいて初めて生業が成り立つ。
秋田の農家以外の人がもっと秋田の農業に関心を持ってもらえるような取り組みを農家自身がやらないといけないね。

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