「田んぼに通いたくなるイネの見方」勉強会・実地編

少し前になりますが7月初旬に『「田んぼに通いたくなるイネの見方」勉強会・実地編』を行いました。
前回の『「田んぼに通いたくなるイネの見方」勉強会』の報告はこちら
田植えから1ヶ月ほど雨のほとんど降らない日が続いていたのですが、この日は大雨。
きっと日頃の行いがよいに違いありません…。


今回は、初めに田んぼに実際にイネを見に行き、その後勉強会と言う予定でした。
雨で予定は少し変更となりましたが、やはり実際にイネを見るのは外せないため、みんなが入れる小屋のある田んぼへ。(1箇所目は我が家の田んぼでした)
土砂降りの雨でしたので、田んぼからその田んぼの平均的な稲株を取ってきて、それを小屋の中で見ながらの講義となりました。
(写真中央で稲を持って説明しているのが秋田県立大学の金田教授。前回に引き続き快く講師を引き受けて頂きました。)
8年目となるのに知らないことばかり(ホントに知っていることの方が少ない…)と言う、自分の不甲斐なさを思い知らされる勉強会。
8年目にしてようやくスタートラインに立った気分です(^^;
その後、田んぼを2箇所ほど回って、我が家のライスロッヂで勉強会。
金田先生により、米の粒が小さくなりやすい大潟村の特性の紹介、そして粒を大きくするための夏場の水管理の重要性、根の活動などをパワーポイントを使って詳しく紹介頂きました。
また、その後、有機質肥料を使っている生産者もいることから、慣行栽培と有機栽培での生育の違い(草丈・葉色・茎数)などをグラフを使って説明頂きました。

毎回丁寧な資料を用意して下さる金田先生

今回、自分の中で一番印象に残ったのは「自分でどのように栽培するか目標を立てる」と言うお話し。
農業なので天候に左右されることはもちろんありますが、その中でも目標をきちんと持った栽培管理を行うことの重要性と言うのをあらためて認識しました。
(そのためにはしっかりとした観察・データを取ることも大事になります)
と言うことで、今回の勉強会も無事?終了。
今年中にもう一度ぐらいは生育調査と勉強会を行いたいと思っています。

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